「その力」とは
人間が活動する上で、
食物を摂り、消化吸収をおこないます。
摂り入れたものには、必要なものと不必要なものがあります。
それをを適切に分け、正常に処理すること。
肌表面も同じことです。
害なものは、免疫作用で処理します。
たとえ体内に侵入されたとしても、
人体の機能を正常に保てるよう、免疫機能が働き排除します。
これらが、私の言う
「その力」
というものです。
きっかけは末っ子のアトピー
わが家の末っ子は、産まれてすぐに乳児湿疹からアトピーになりました。
「その力」を持っていませんでした。
息子の肌は、赤くガサガサボロボロです。
明らかに、黴菌にやられている状態でした。
私ども夫婦はともに鍼灸マッサージ師ですので、
はじめは、びわの葉温灸療法でお腹をしっかり温め
腸の活動をよくしていました。
こんにゃく湿布もして、内臓の働きをよくすれば
きっときれいになると信じてました。
しかし、一向に良くなる気配がないのです。
困りました。
妻には責められました。
その時妻(アキ先生)はほぼ専業主婦でした。
末っ子のケアをほとんど全部やっていました。
効果がないのにつづけていたのですから、ストレスが溜まったことでしょう。
病院にかかる、と言い出しました。
私としては、お灸や自然療法でよくなるはず!
と思いこんでいましたので、反対していました。
ですが、結局は病院へかかることになりました。
その時の敗北感といったら、、、
辛かったですね。
当時で20年くらいの経験を積んでいたのですから
それを崩されるのはプライドが許せなかったです。
結局ステロイドを処方され、現代医学の治療がはじまったわけです。
ステロイドも
しかし、ステロイドも効果がほとんどなかったのです。
末っ子がお風呂から出ると、肌が乾燥する前に
ステロイドをぬり、保護をします。
これを毎日続けていましたが、一向によくならない。
塗る量を増やしても変わりません。
参りました。
いつまでこれが続くのだろうか…。
東洋医学・自然療法はダメ。
現代医学でも、効果なし。
もうお手上げ状態です。
女神現る
そんな時に出会ったのが、首都圏で開業されている
皮膚科のY先生。
運動療法で卒アトピーさせている医師です。
その先生の講演が名古屋で開催されると聞きつけ
アキ先生は出かけていきました。
そこで目から鱗です。
改めて末っ子の体をみてみると、
あれまー、本当だ。
原因はこれだったのか。
徒手療法は得意なはずなのに
見落としていました。
そして、場所により早いところは2週間で、
遅いところでも4か月で末っ子はきれいな肌になりました。
このことをきっかけに、当院でアトピーのお子さんをみるようになりました。
私もやってほしい
すると、自分の子がきれいになるとそのお母さんが
「今度は私をやってほしい」
と言ってきたのです。
私は、「母の愛」を感じました。
自分もアトピーなのに、まずは我が子を良くしてほしい。
そう願っているお母さんの多いことを。
我が子がきれいになったら、まあそりゃ次は自分ですよね。
そんなことで、大人のアトピーケアができたのです。
話がそれましたね。
「その力」をつけるには
「その力」をつけるには、
人体の機能が、内臓はもちろん、筋肉骨格が正常であることと
血液リンパの脈管系が滞りなく全身をめぐること。
内分泌系、免疫系、神経系が活発であること。
要は、人体における全ての機能がある一定以上のレベルで
働くことが必要なのです。
だから、お灸やこんにゃく湿布で温めるだけでは無理だし、
ステロイドをぬるだけでもダメなのです。
もちろん、運動療法だけでも効果は期待できないのです。
「そんなの無理だ」
と思いましたか?
そんなことはありません。
当院の患者さんには高校生もいます
(よくなり卒業したので今は通院していません)
高校生でもできました。
「自分でよくしたい!」
という決意があれば、続けられるケアです。
我々のようにプロの施術家のみが施せる難易度の高い技術ではありません。
ステロイドがいらなくなるまでの道のりは、
短いものではありませんが
ケアをしているあなたの体の細胞が入れ替わるごとに、
ゴールは近づいていきます。
「その力」はちょっとずつですが、
つけることは誰にでもできます。
だから決してあきらめないでください。
そして、むちゃな
「脱ステロイド」
は危険ですからやらないでください。
リバウンドを我慢しても
「その力」
はつけることはできませんから。
「ホームページをみて」とお電話ください。
☎053-577-0164
完全予約制となっております。
ナチュリカ湖西療術院
〒431-0429静岡県湖西市南台2-3-25