冷腸類から進化せよ!アトピー克服への道

アトピーケア自然療法とは

衝撃!我々霊長類ホモサピエンス25万年の歴史の中で、
現代人は冷腸類(れいちょうるい)へと退化してしまったのです。

この冷えた状態の腸では、いろいろな不都合が生じるのです。
アトピー改善には、冷腸類(お腹が冷えた状態)からの進化が必要不可欠です。
その理由をじっくり解説していきます。
また、お腹をあたためる手法もお伝えしますので、最後までご覧ください。

身体への影響

では最初に、冷腸類(冷えたお腹)だとどんな影響が体に及ぶのか、お伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。
あなたは冷えてお腹を壊したことがありますか?
冷たいものを食べ過ぎ飲みすぎて、下痢になってしまった経験がありますね。
たぶんいくつか思いつくことがあるはずです。
では、みていきましょう。

便通に与える影響

腸(お腹)が冷えることによって腸の蠕動運動が弱まります。
すると便秘や下痢をしやすくなります。
アトピーにおいて便通が良いか悪いかは、とても重要です。
お肌の状態を左右するので、便秘をしないように対策しましょう。

腸内環境に与える影響

腸が冷えると、善玉菌のはたらきが弱まり、悪玉菌が増殖してしまいます。
悪玉菌の増殖により便が異常発酵し有毒ガスや活性酸素が発生、
血液を通して全身に運ばれ新陳代謝を滞らせることになります。
すると便秘や下痢、肌荒れ、免疫機能の低下を引き起こします。

免疫機能に与える影響

免疫細胞の60~70%は腸(腸管免疫系)に存在しており、腸が冷えると免疫機能が低下します。腸といっても、人体には大腸と小腸があります。大腸は1.5メートルほどの長さで盲腸、結腸、直腸からなっています。上部で水と電解質が吸収され下部で便を作ります。小腸の長さは4~7メートルで、このうちのわずか20センチほどが十二指腸です。十二指腸では分泌されるすい液、胆汁、腸液によって消化が進み、胃酸をアルカリ性に中和します。十二指腸の下にあり、小腸に約5分の2を占める空腸は絨毛構造がもっとも密な状態で、消化酵素の活性も高く、消化・吸収の中心になっています。空腸の下の、およそ5分の3の部分が回腸です。ここには腸の最大の免疫組織である「パイエル板」があり、腸の免疫組織の中心といえます。「パイエル板」は絨毛の間に存在するリンパ小節が集合した形でできています。そのもっとも外側にある特殊化した細胞が「M細胞」です。このM細胞には微絨毛がありません。その上には薄い粘液があり、病原菌をそのまま細胞内に取り込みます。取り込んだ(病原菌)抗原を免疫細胞に渡します。腸が冷えると、M細胞から病原菌がとめどなく入り込み白血球に取り込まれ細胞内感染を引き起こし、それが全身に回ってしまいます。また体温が低下することで白血球(特に好中球・リンパ球)の働きが弱まります。腸内環境悪化 → 腸粘膜のバリア機能が低下し、腸管の透過性(通り抜けやすさ)が亢進すると、通常は通過しない有害物質未消化の食べ物細菌毒素などが腸壁を通り抜け、血液中に漏れ出して全身に広がりやすくなります。いわゆるリーキーガット症候群です。これにより、体内で慢性的な炎症が起こり、免疫系が過剰に反応するなど、全身に影響が及びます。

自律神経に与える影響

お腹が冷えると、自律神経にも影響が及びます。
体温が低いので、熱を作ろうとするため交感神経優位になります。すると末梢血管を収縮させ熱の発散を抑え、手足が冷たくなります。筋肉を震わせて熱を作るシバリング(震え)や、基礎代謝を高めて熱を産生しようとします。内臓温度の低下が続いたり、急激な温度変化にさらされたりすると、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れやすくなります。
体温調節機能の低下:自律神経の乱れにより、体温調節機能がうまく働かなくなり、適切な発汗や血流の調整ができなくなることがあります。
身体的・精神的:自律神経の乱れは、免疫機能の低下消化不良疲労感集中力や思考力の低下、さらにはうつ傾向などの様々な不調を引き起こす可能性があります。

内臓の働きに与える影響

消化吸収機能の低下: 臓器への血流が悪くなることで、胃の消化機能や、腸のぜん動運動(食べ物を送る動き)が鈍くなります。 
肝臓:肝臓は体の代謝の中心であり、体温が下がると肝臓での酵素の働きが鈍り、代謝機能が低下する可能性があります。薬物の代謝などにも影響が出ることが報告されています。
腎機能障害: むくみや排毒作用の低下につながります。
婦人科系:子宮、卵巣の血流が不足し、月経不順や月経困難症(PMS)や不妊につながる可能性もあります。

腸の冷えを解消する

ここまでお伝えしたように、腸が冷えて良いことはひとつもありません。
ですから冷腸類から進化しなければあなたの状態は良くならないのです。
では、これからどんなことをして冷腸類から進化していけるのか、
この手法をお伝えします。
意外な食材を使いますが、なんでしょうか?

それは、こんにゃく です。

自然療法でもっとも有名な手法のひとつです。

こんにゃくは昔の人が「腸の砂おろしをする」と言いました。こんにゃくが腸の毒素、不要物を吸い出してくれます。と自然療法で有名な東条百合子先生がおっしゃっています。
ではどうやって使うのか?解説していきます。

用意するもの
こんにゃく:1丁(大人の場合は2丁)

フェイスタオル:3枚(大人は6枚)

やり方
鍋に水をはりこんにゃくをいれ、火にかけます。
沸騰してから10分間煮ます。


茹で上がったこんにゃくを菜箸かトングで広げたフェイスタオルの端にのせます。
くるくると巻きます。
熱いので3重くらいが丁度よいです。
(3枚重ねて一度に巻くのではなく、一枚ずつ巻きます)

いよいよ体を温めていきます。
まずは仰向けに寝かせ、おへそを中心に温めます。
赤くなったら終了です。(だいたい1分から5分くらい。様子を見ながら火傷に注意して行ってください)
終わったらタオルで湿り気をさっと拭いてください。

終わったこんにゃく湿布はご自身のお腹をあたためたり腰をあたためたりします。
わが家ではパンツに突っ込んで(前か後ろ)そのまま家事をしていました。
冷めてきたら、タオルをはがして温かい部分を当てます。

※大人の場合は二丁のこんにゃくを肝臓とへその下にあてます。
そのまま20~30分あたためます。
つぎにうつ伏せになり、ウエストあたりにある腎臓をあたためます。
20~30分。

使い終わったこんにゃくは、水を張った密閉容器に入れ冷蔵庫で保存します。
1週間から10日くらい使えます。
だんだんと縮んでひび割れてくるので、すぐ冷めるようになったら廃棄してください。
決して食べてはいけません。美味しくないし、毒を吸っているので害があります。
アキ先生が間違って料理に使ってしまいましたが、とてもまずくて食べられませんでした。

こんにゃくは、人によって(特に体調の悪い人)三日でボロボロになったり、カビがはえたり、臭くなったりします。
そういう時はすぐに捨て、新しいこんにゃくを使ってください。 
お子様だけでなく、家族みんなで習慣化するといいですね。
とても気持ちの良い湿布なので、さぼるとお子さんから
「今日はやらないの?」
と言われますよ。

おわりに

いかがでしたでしょうか。これを毎日つづけることで、冷腸類から進化できます。すると腸があたたまり腸内環境がよくなることでドーパミンやセロトニンなどの幸せ物質が増えます。免疫機能も向上し、自律神経も調い、肝臓・腎臓もしっかりとはたらき婦人科系トラブルもなくなります。生命力・自己治癒力が高まりますので快復へどんどん進んでいきます。
是非日々の生活に取り入れていただき、お子様だけでなくあなたとご家族みんなが元気に暮らしていけるよう活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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