若いから、やわらかいと思ったら
『子どもは身体がやわらかい』
そう思っていませんか?
ところがアトピーのお子さんをよく観察してみると…
驚きの事実を知ることになるでしょう。
私がたくさんのアトピーに悩む方の施術をしてきて
きづいたことがあります。
それは
「かたさ」
「冷たさ」
「めぐりの悪さ」
です。
今回は「かたさ」に焦点をあてて
お伝えしていきます。
思い込みのわな
「子どもは身体がやわらかいから」
という会話を聞いたことがありますよね?
私も自分が子供の時に言われたし
大人になってからは、自分が言ったこともあります。
ところが、アトピーのわが子がまさか・・・
そんな状態だとは全く思っていなかったのです。
筋肉が硬いことで起こる悪影響
・血流の低下
筋肉が硬くなると筋繊維が収縮したままの状態になり
血管神経を圧迫します。すると血流量の低下が起こり
冷えたりむくみがあらわれます。疲労物質の蓄積も起こります。
・関節可動域の低下
関節の動きが悪いので体をうまく動かすことができず、運動が苦手になることも。歩き方や走り方が他の子と違う、と思ったら要注意。
・呼吸が浅くなる
胸回り横隔膜胸郭の動きが悪いので、呼吸があさくなり
酸素不足に。疲れやすかったり自律神経の乱れにもつながります。
・内臓機能の低下
お腹周りの筋肉が硬くなることにより、胃腸のはたらきがわるくなる、
便秘
以上のようなことが起こりますので
「かたさ」をそのままにしておくと
大変なことになりますし、いつまで経っても
ステロイドをやめることができません。
ですから早めに解消しておくことをおすすめします。
我が子の話にもどります。
私たちは鍼灸マッサージ師ですから、体を触ればだいたいわかります。
ところが思い込みがあったのです。
『赤ちゃんが固いわけがない』
という思い込みです。
以前皮膚科の先生が変わった対処法をしていたので
講座を受講した話をしました。
そこからヒントを得てアトピーっこのための自然療法講座が
できたのですが、その講座を受講し帰ってきて
末っ子のからだにあらためて触れてみたのです。
そうしたら、驚きました。
普通手首って90度くらいそらせますよね?
大人でさえ。
ところが末っ子の手首は45度くらいしか
そらせなかったのです。
えっ!?
と思いました。
なんでこんなに手首が硬いの?
赤ちゃんは脂肪が多いですし水分量も大人より高いです、
新生児で体重の約80%。乳幼児は約70%です。
大人はだいたい60%です。
なので触った感じはぽちゃぽちゃしていますね。
ですが、その奥にある筋肉はかちかちでした。
わたしもうかつでした。
思い込みにしばられて、よく観察していなかったことを後悔しました。
これに気づいてから、末っ子の手首を動かして
軽くストレッチしたり、ゆるめるケアをはじめたのです。
そうしたら途端に末っ子の顔色がよくなり
一気に回復へと進み始めたのです。
走り方、変わってるよね
またこんなことがありました。
以前小さな女の子がアトピー施術を受けにきていました。
周りの大人たちから
『●●ちゃんは変わった走り方をするよね~』
と言われていました。
どうやら変な走り方をしていたようです。
それが施術を受けることで、普通に走ることができるようになりました。
関節、筋肉のかたさが解消して走る姿勢がよくなったのです。
筋肉がゆるむとこんなことが
筋肉がゆるんだので、血流量が増加する。
すると、冷えが解消される。
細胞の老廃物二酸化炭素の回収され
酸素栄養が供給される。
細胞が元気になり、新陳代謝も活発に。
呼吸が楽になり、酸素が十分にゆきわたる。
お腹周りの筋肉がゆるみ、胃腸が活発に動き出す、
便秘が解消される。
筋肉関節の動きがよくなり、体を使って思い切り遊べる。
運動が得意になる。
代謝があがり、むくみも解消される。
以上のような効果がありますから、
お子様の筋肉をゆるめ関節の動きをよくすることで
脱ステロイドへと近づくことができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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