先日、中日新聞にこんな記事が載っていました。
「アトピー ステロイド塗り薬 自己判断でやめないで」
副作用の恐怖から、自己判断でクスリを減らしたりやめたりして
症状が悪化するケースがある。という内容でした。
皮膚科医の指示通りにしないで悪化したら、医師としては
「だから言ったでしょ」
という感じなのでしょう。
長年アトピーを患い、医者や病院との付き合い方もわかっている人は
クスリの使い方も慣れているのかもしれません。
私的にちょっと引っかかるのが、塗り薬しか対処法はないんですかね?
というところ。
医者は気が付いている?
皮膚科医の先生なら、肌の解剖学的構造、生理学的機能も
よくご存知のはずです。
例えばフィラグリン遺伝子異常がある場合は、皮膚角化異常により
皮膚バリア機能の破壊され、アレルゲンの侵入を許し体内で
アレルギー反応が起こり、皮膚炎を発症します。
こういう電子顕微鏡レベルのことが起こっているのも事実です。
ですが、アトピーのお子さんの肌を触ってみてすぐにわかることがあります。
冷たいんです。
冷えているんですよ。
動きが悪い。
かたいのです。
湿疹のない子と比べて、明らかに違うところがあります。
そこをなぜ見ていかないのか、とても疑問に思います。
生後6カ月の女の子
ナチュリカにアトピーで来院された6カ月の女の子がいました。
顔は酷い湿疹でした。
足は紫色になり、とても冷たくなっていました。
これ、普通ですか?
6カ月の赤ちゃんといったら、あたたかくてフワフワですべすべですよね。
6カ月の赤ちゃんのふくらはぎが硬くてガチガチなんですよ。
違いをなおすだけ
健康な人と比べて違っているところ。
これをなおしていくのが医の道なのではないでしょうか。
ナチュリカでは、不調が起きている原因は
本来人間の自然の姿とどこがずれているのか。
これを見つけ出し、無理なくがんばらずに調えていくことを目的としています。
冷たくなっているところはあたため
硬くなっているところは、ゆるめて
めぐりの悪くなっているところは、流れるように
そうして、あなたの身体の細胞が本来の働きを取り戻し
健やかで元気な毎日を過ごせるように、おてあてをしています。
総IgE値やLHD、好酸球数、TARCなどの数値も重要な指標ですが、
触れて見立てることも大事にしてほしいと思います。
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このブログでは、プロの施術家が日ごろどんなことを
気を付けたり、セルフケアをしているのか。
家族が調子を崩したりした時の対処法、
こんなことをすると、リスクが高まる
こんなことをすると、メリットがあるなど
医療情報も交えてお伝えするブログです。
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